ノラのパンの葉子です。
なぜこのタイトルかというと、いちごジャムパン3年目の挑戦になるからです。
いちごにはジャムのトロミのもとになるペクチンがあまり含まれていないため、パン生地で包むには工夫が必要です。昨年、一昨年と、発酵や焼成途中にジャムがしみでてしまい欠品…ということが何度も何度もありました。ペクチンや寒天などを添加すればいいのでしょうが、どうもそういうことができない、製造部長(旦那)です。
懲りずにやるのは諦めの悪さもありますが、なんといっても寄居町の有機農家仲間の「おかず畑さん」のいちごがおいしいからです。ハウスではなく露地(しかも無農薬)で育った、完熟いちごのジャムは、香りが良く酸味と甘みが絶妙!!と評判だからです。
今年の作戦は甜菜糖の量を昨年の10%から5%まで落としつつ甘みを保つために、フライパン製法(笑)(少量ずつ強火で一気に水分を飛ばす)を改善していちごの風味をギュッと凝縮した、果肉ジャムに仕上げました。試作の調子は上々。いろいろな意味でよろしくお願いします。